Banana Recipes

漫画 BANANA FISH の2次創作ブログです。 BANANA FISH 好きの皆様と仲良くしていただければ嬉しいです♪一部BL・R18あります。ご注意を。

『伊部さん?!』

いままで不機嫌だった英二の声が嬉しそうに跳ね上がる。
明るい声と表情で、アッシュには理解することができない言葉で話しはじめた。

・・ふん。

伊部に電話番号を教えたのはアッシュだ。このアパートメント暮らしも数ヶ月となり、英二もそろそろストレスがたまって来たように見える。今まではっきりと口に出して言われた事はないが英二は外に出たがっている。だが、外出を許すわけには行かなかった。最近自分の周りでおかしな気配を感じるのだ。あれが何かわかるまでは・・。
英二のストレスが少しでも軽くなればと思い、伊部に電話をかけるように促した。ただし、電話番号のメモは残さないことを条件に。”暗記できるなら電話番号を教えるけど?イベサン?”
教えたのは1日前だ。そして今日電話を掛けてきた。早い。

相変わらず過保護だな・・。

アッシュは自分の事を棚に上げてそう考えた。
新聞越しに英二を伺うと、楽しそうになにやら話している。日本語だから内容はわからないが、英二の嬉しそうな声と、要所要所にでてくる発音の悪い英語の部分だけが耳に残る。その中で英二の声がひときわ高くなった。

セントラルパーク・・?

決してうまいとは言えない英語の発音が、日本語の会話の中に混ざるとさらにヘタクソな発音になって聞き取りづらい。が、セントラルパークが話題になっているようだ。何かにしきりに関心している。そして、チラリとこちらを見た。アッシュは慌てた素振りも見せずに新聞を読んでる振りをした。英二は少しの間、困ったように伊部に相槌を打っているように見える。そしてため息をついてアッシュから視線をはずした。

なんだよ・・。

英二は今度は窓際にいつも置いているカメラの方を見て相槌を打ち始めた。2、3のメモを取っている。話の抑揚からすると、どうやら話は終わりに近づいているようだった。


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アッシュは拾った紙きれを見ながら、1週間前の伊部からの電話を思い出していた。

あの時のメモか・・・・。

手の中の紙切れを読もうとしたが、英語ーらしきものーと日本語で書かれたこの文字は解読不能だった。
しばらく考えた後、窓際の床に眼を走らせ、素早く着替え、クローゼットの上の扉から銃を取り出し、ジーンズに挟み込んで部屋を飛び出した。

続く
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